赤ちゃんと一緒のホーチミン生活~②服装、離乳食編~
赤ちゃんとのホーチミン生活、
服装・離乳食についてです。
1.服装
(1)何を着せる?
ベトナムは南北で縦に長い国ですが、
南部のホーチミンは常夏。
(雨季と乾季があります)
基本的に半袖半ズボンで一年過ごせます。
赤ちゃんはロンパース1枚で問題ないです。
成長につれだんだんお洋服がセパレートになってくると
悩ましいのが洋服の下に下着を着せるかどうかなのですが、
着せるお母さんもいるし着せないお母さんもいます。
下着は日本のように気が効くものは
ベトナムには売っていないので、購入は日本で。
日よけ対策、虫よけ対策に
長ズボン(レギンス)や薄手のパーカは有効かと思います。
ちょっと長めにお外遊びをさせる時や
少し田舎(奥地?)エリアに遠出する際など役立つと思います。
2.離乳食
(1)食べさせる食材と調達方法
■主食
お米:ホーチミンで日本のお米、売ってます!
パン:ヤマザキパンやリョーユーパンといった
日系のパン屋さんのほか、韓国系や欧米系の
パン屋さんも美味しいところが増えてきました。
とはいえ歩いて行ける所においしいパン屋さんが
あるとも限らず、デリバリーしてもらうこともあります。
我が家は上の子の休日に親子でパンを捏ねてます。
強力粉はホーチミンで売ってます。
日本のようなブランドの強力粉ではありませんが。
麺類:うどん、パスタなど。ホーチミンに売ってます。
そういえばフォーやブンなどのローカル麺も
離乳食に向いてそうですが、
我が家はまだトライさせたことがありません…
■野菜
始めたばかりの頃はにんじん、ほうれん草、かぼちゃ、トマト、ブロッコリー、たまねぎ、さつまいも、じゃがいもなど。
進むにつれてしめじ等のキノコ類(ホクトのしめじあります)、
なすやセロリなどのクセの強いお野菜も。
■たんぱく質
これが一番難しくて、私も友人に聞きながら進めました。
最初は豆腐、しらすなどから。
その後納豆、高野豆腐(日本から手配)、
とり胸肉(ささみは無いような気も…)、
ノンオイルのシーチキン缶(日本から手配)、
ヨーグルトなどなど…
豆乳もたまに食べさせました。
冷凍の枝豆(ホーチミンにあります)、
大豆の水煮缶(日本から手配)
卵なども。
数年前は骨付きのや厚切り肉しか
売っていなかったホーチミンですが
今では日本人向けのお店も増え、
鶏ひき肉や豚ひき肉も手ごろなグラム数で
購入できます。
■フルーツ
バナナ、すいか、キウイ、ぶどう、
ある程度進んできたらマンゴーやドラゴンフルーツも。
赤ちゃんと一緒のホーチミン生活~①おうち、お出かけ編~
上の子を連れてホーチミンで生活を始めたときは
既に1歳を過ぎていたのですが、
2人目の時はホーチミンで妊娠生活を送り
生後3か月でホーチミンへ戻りました。
この記事は
主にこれからホーチミンへ赤ちゃん連れで
赴任する方向けに
事前準備としてお役に立てるようにという目的で、
赤ちゃんとのホーチミンでの生活に関して
色々と書いたものです。
まずはおうちでの過ごし方&お出かけについてです。
1.おうちでの生活
(1)空調
基本的には一日中冷房の中での生活です。
扇風機を置いているご家庭もあるようです。
(お子さん連れのご家庭では、
私はあまり見たことがないような気も?)
ホーチミンは大気汚染がひどいと聞き、
我が家は空気清浄機を日本から持参しています。
ホーチミンでもシャープなどお馴染みのメーカーが
こちらの電圧に対応した空気清浄機を販売しています。
(2)安全対策
【床】
物件にもよりますが大理石のような、
硬い床のお部屋も多いです。
船便にパズルマットなどの
赤ちゃんが転んでも痛くないような
マット類を入れておくことをお勧めします。
【コンセント、引き出しなど】
コンセントカバーや引き出しロック等の安全グッズは
多少、ホーチミンで売っています。
私は引越し前にホーチミンのお部屋を下見できたので、
引き出しの数や形を見ておいて
安全グッズを船便に入れておきました。
引き出しロックのほかコンセントカバー、
通せんぼするグッズ、
コーナーガードなどを用意しました。
駐在員ですとホーチミンでは
家具付き物件を選ぶケースが大半だと思いますが
逆に言えば自分で家具を調達できないということ。
結構備え付けの家具がカドばっていたり、
戸棚に扉がついていなかったりと
赤ちゃん向けではない家具が設置されている
場合もありますので、
引っ越した当日から安全に過ごせるよう
事前の対策が重要と考えます。
(3)お風呂
日本のようにバスタブがついていなかったり
シャワーの場所とバスタブの場所が微妙に離れていたりと
日本より不便な配置になっているケースもよくあります。
新生児の沐浴用バスタブや
小さいビニールプールを用意し、
シャワールームに置いているご家庭も多いです。
(4)害虫対策
アリさん、コバエさん、Gさん、ミッキーさんなど
自分のお部屋でいろんな生き物と
遭遇する可能性が日本より高いホーチミン。
害虫駆除用品はホーチミンにも
あるにはありますが、
ペットや赤ちゃんがお家にいてもOKな
害虫駆除グッズなどを用意しておくことを
おすすめいたします。
(5)おもちゃ
なんでも口に入れる赤ちゃん期は
ベトナム製のおもちゃを買って与えるより
日本のおもちゃの方が安心かもしれません。
フィッシャープライスやhape等の
海外製かつ日本でも有名なおもちゃブランドの製品は
ホーチミンにも売られていますが
ベトナムは海外製品に対する関税が高く、
日本より販売価格が高いケースが多いです。
(運が良ければセールでお安く手に入る場合も。。)
一時帰国の時に日本で購入することもあります。
100均のおもちゃも優秀すぎて、
私は一時帰国の時によく買います。
私は上の子は男の子ですが、
赤ちゃん期を過ぎますとトミカ・プラレールなどは
種類を選ばなければある程度売ってます。
しかし商品が新しくないし高いです。
2.お出かけ
(1)ベビーカーって必要?
赤ちゃんを連れての移動はホーチミンでは基本的に抱っこ紐を使っての移動となります。
ホーチミンは日本と比べ道がとても悪いです。
比較的最近整備された7区など、
歩道でベビーカーを使えるエリアも多少ありますが
基本的には道をベビーカーで移動するのは
困難と考えておいた方がよいかと思われます。
まぁ、タクシーやgrabでの移動も多いですしね。
ベビーカーを使う機会は
■ショッピングモールへ行くとき
(ベビーカー貸出をしているモールもありますが
パスポートなどのIDが必要だったり
高いデポジットを要求されることがほとんどです)
■大きい公園へ行く時
■近隣諸国への旅行時
などとなります。
※因みにベビーカー用の虫よけネットや
雨避けカバーは全く使いませんでした。。。
(2)虫よけ、日焼け対策
虫よけは日本からディートフリーの虫よけスプレー、
虫よけシール、虫よけリングなどを持参して
お出かけの際に使っています。
日焼けどめも成分に何が入っているか
ベトナム語だと読めないので、
私は日本から持ってきています。
(3)外食
日本よりも赤ちゃんや子どもに対してとっても寛容です。
日本だと赤ちゃん&小さい子連れで外食するなら
ファミレスかマックかフードコートか…
と限られてきますが、ホーチミンだと
かなり選択肢が増えてきます。
ベビーチェアが無かったり、
あってもベルト無しだったというケースは多いので
「チェアベルト」は必須です。
チェアベルトでネットで検索すると色々商品が出てくると思います。
(4)お散歩やお外遊び
常夏のホーチミンで赤ちゃんを連れて
ゆっくり日光浴…なんてまずやらないです。
お出かけは赤ちゃん期はタクシー移動にて
お友達のお家、キッズカフェ、ベビーの会
等がもっぱらです。
歩けるようになると午前中か
夕方になって公園で遊ぶことも。
元会社員、ホーチミン駐在妻になって2年。状況と心境の変化。
とっても久しぶりです。
「最近ブログ更新しないの?」
って言われたり、
数日前に
「yuriponponさんってブログやってる方ですよね?」
って言われて
(ああそういえば昔やってたかも…)
くらいの”自分の中でもはや過去の出来事”
の状態になったり、
ここ数か月はてなブログに
ログインさえしていなかったのですが。
久しぶりにアクセス解析を見たら
予想以上に毎日多くの方にアクセスいただいているようで…
ありがたい気持ちもあり、
ここ最近書きたかったことがあって
更新する気持ちが起きました…
そもそもなぜ更新できないかって
2人育児、超忙しい!!!!
いつもブログを更新するのは
夜、子どもを寝かしつけてからなのですが
赤ちゃんって夜中も授乳あるので
2~3時間に1回起きます。
もーブログの更新どころじゃないです。
今娘が9か月になって
少し夜間のお世話が楽になって
こうしてパソコンを開く時間が取れてますが、
実は今横で夜な夜な離乳食煮ながら書いてます。
うっかりすると焦げるのでさっさと書きます。
で本題。
何が変化したかっていうと
主人の今後のキャリアパス。
具体的に言うと
「スライド」の可能性が
ほんのちょっとだけ出てきたということです。
(※スライドとは、海外駐在員が
日本以外の他の国に勤務地転換すること。)
今まではスライドの可能性が全くのゼロで、
数年後は必ず日本に帰国するという想定のもと
私の中の今後の人生プラン(←やたら壮大すぎるな)
を描いていました。
ところが数年後ホーチミンから
他の国に転勤になる可能性も
数パーセントあるとかないとか…
という状況になり
私の脳内で線表引き直しになってしまいました。
というか線表を引けなくなった。
今までは「〇年後くらいに日本に戻るから、
その後また仕事したいし
それまでにこんな勉強をして、
こんな資格を取って。
その時は上の子は〇歳、下の子は〇歳。
保育園探しはどうするか…」
などぼんやりと考えていました。
日本に戻るのかどうかも分からないとなると
もう考えてもしょうがない。
ちなみにもう今回
ホーチミンに帯同してきてる以上、
次の国は単身赴任してもらうっていう
選択肢はあんまりない。
もちろん今から仕事に役に立つ
勉強をするのは良いことだと思うのですが、
育児に家事に日々てんやわんやの状況で
ほとんどまとまった時間もとれないのに
ぐだぐだ勉強しても役に立つのか?
ぶっちゃけ下の子が幼稚園にでも入ってから
猛勉強すればよくない?
とか考えるともう全然やる気が起きない。
勉強しなきゃいけないのに
やる気が起きなくて自分を責めるより、
勉強しなきゃいけないっていう決まり事を
自分の中で取っ払ってしまった方が
楽じゃないか?と思い、
今は駐在生活や子育てを
思いっきり楽しむことに重きを置く生活に
シフトしています。
幼子を抱えて猛勉強する人もいると思うのですが
私は”バリキャリ”ではなく”ゆるキャリ”人間。
まぁ~いっか~~~とゆるーい気持ちで
ここ最近の日々を過ごしています。
2年半前、会社辞めてホーチミン行くかどうか
悩んでいた自分に言いたい。
すんごい悩んでも今後いろんな状況が
変化していくから、
あんまりそんなに難しく考えなくてもいーよ、と。
今日のブログのタイトルに敢えて
「元会社員」と付けてますが、
この文章を読んでいただいている方の中で
昔の私のように会社辞めるかご主人に帯同するか
迷っている方がいたら
こんな風に状況が変化する可能性もあるよということで
お役に立てれば幸いです。。
(余計悩ませちゃったかな)
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ホーチミン在住超初期の奥様向け★商品パッケージの見分け方あれこれ
私がホーチミン移住したての頃、
パッケージに書かれているベトナム語が
全然分からず、
商品の違いが分からなかったものあれこれです。
よく買い間違えていたので、
これからホーチミンに移住する方、
移住したての方にお役に立てればと思い
載せてみました。
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【1.お砂糖の入っていない商品はどれ!?】
牛乳、ヨーグルト、緑茶、
基本的になんでもお砂糖が入っています。
お砂糖が入っていないのは
「không đường」です。
写真の牛乳パックだと
右側の、水色のほうです。
手前の牛乳パックに「NON SUGAR」と
書いてあるのが見えますでしょうか。
ちなみに「có đường」は
お砂糖入り、という意味です。
【2.おむつ、テープとパンツどっち!?】
「Tã Quần」がパンツタイプ。
「Tã Dán」がテープタイプです。
動き回る1歳の息子に、
うっかりテープタイプの
おむつを買ってしまい
大変だったことがあります。。。
ま、絵をよく見れば分かるのですが。
【3.小麦粉の種類】
私がいつも買っている小麦粉。
画像左側から薄力粉、強力粉、中力粉です。
パッケージの下の方に「Cake」「Bread」「Pasta」
と書いてあり、絵もかいてあるので
そんなに難しくないです!
最近友人に説明したので、
ついでにブログにも載せてみました。
お役に立てれば幸いです。
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ブログタイトル変更しました
この度娘が誕生し、ホーチミンに家族で戻りました。
4人家族になったので、タイトルを変更しました。
ブログを始めたきっかけは
会社員を辞めて主人のホーチミン赴任に
帯同するのが嫌だったこと。
今は、家族一緒に過ごす過ごす選択をして
良かったと思っています。
今は、ですが。
もしかしたらこの先変わるかもしれません。
そうならないように都度いろんなことを
ちょっとずつ軌道修正するのが
妻であり、母である私の
家庭での役割だと思っています。
ちょっと前にホーチミンの自宅に戻り、
ばたばたと片付けをしているところです。
これからどんな毎日を送るか
どんなことを目標にして過ごすか、
改めて考えなおそうと思っています。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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子供2人を連れて初めてのフライト
日本で出産してホーチミンへ戻るために、
2歳半の息子と3ヶ月の娘を連れて
初めて飛行機に乗りました。
その時の様子を書きたいと思います。
■乗った飛行機
成田発ホーチミン行きのJAL759便。
18時前に離陸しホーチミン時間の22時ごろに
到着する便です。
フライト時間は約6時間。
■人数
主人、私、息子、娘の4人。
ホーチミンへ戻る前に、
主人に日本に一時帰国してもらいました。
■荷物
預けられるのは主人、私、息子は23キロ以下の荷物×2個まで
膝抱きの娘は1個までで、全部で7つまで。
私達はスーツケース2つ、段ボール4箱で
合計6つになりました。
段ボールは事前に成田空港へ宅配便で送付。
当日空港まで移動する時の荷物は、
【主人】
スーツケース2つ
主人の貴重品バッグ(斜めがけ)
【私】
私の貴重品リュック
抱っこ紐に入った娘(荷物扱いごめんね…)
右手におむつなど子供のお出かけセットが入ったボストンバッグ
左手で息子と手を繋ぐ
でした。ベビーカーはありません。
■空港までの移動
在来線→スカイライナー。
余裕を持ってかなり前に空港に
到着したかったので、
お昼頃スカイライナーに乗る。
息子のお昼寝の時間帯と被り、スカイライナーで寝始める。
すやすや眠りに落ちた頃空港へ到着、ぐずる。
私が娘と息子を一緒に抱っこする羽目に
■空港での過ごし方
JALのキッズお出かけサポートカウンター
(スマイルサポート)に
とってもお世話になりました。
生後2ヶ月から使えるベビーカーも置いてあります。
搭乗口まで使わせて貰えます。
JALが関係ない
成田空港のカウンターでもA型ベビーカーを
借りることが出来ますが
申請書を書かなくていいのでJALで借りた方が楽。
授乳室はお出かけサポートカウンターの
割と近くにあります。
この写真はお出かけサポートカウンターから
撮った写真です。
分かりづらいですが、この写真の左のほうにある
銀色の柱の奥です。
カウンターで優先的に搭乗手続きさせてもらい、
手続き後もソファや椅子でゆっくり
させてもらいました。
4階に子供が遊ぶスペースがあり、
そこでも遊んで過ごしました。
■飛行機の中
結局お昼寝が上手く出来なかった息子。
飛行機に乗ってすぐ私の腕をつかみ出し、
うとうとしていたところ娘が目を覚ましぐずり出す。
私が娘をあやすと息子もぐずり出す。
で、離陸前に大合唱になってしまいました。
するとCAさんがすかさずおもちゃを持ってきてくれ、
息子は泣き止みました。助かりましたー。
ただ、その後は息子は眠くてしょうがなかったので
ぐずり対策で持って行った本やおもちゃは
あまり役に立ちませんでした…
それから、夕飯は機内食でと思っていましたが
離陸が18時前で、シートベルトサインが消えてから
飲み物が出た後に食事の配膳が始まるので
息子は待ちくたびれてしまったようです。
ここは対策漏れでした。
持ってきたおやつと、飲み物と一緒に出された
おかきでなんとか繋ぎました。
娘にはバシネットを予約。
寝返りする前だったので活躍はしましたが、
息子をあやして落ち着いてから
娘をバシネットに置いたため、
置いてすぐ着陸態勢に入ってしまいました。
勿体無かったなぁ。
■ホーチミン国際空港へ到着〜タクシーまで
着いた頃は日本時間の0時くらいなので
子供たちは当然眠い時間。
またまた私、娘と息子を一緒に抱っこしながら
税関、荷物受取、X線検査をする羽目に。
眠い時ってパパじゃなくてママに行きたく
なってしまうようですね。
泣きじゃくる息子、色んな人から
哀れみの目で見られました。
空港のカート2つにピックアップした荷物6つを入れ、
主人はカート1つと私の貴重品リュック、
私はカート1つを押しながら息子抱っこ、
抱っこ紐の中には娘…
タクシーに乗るまでの道のりが一番大変でした。
こんな感じでなんとかホーチミンの自宅へ到着。
着いたのはホーチミン時間の0時半でした。
ほぼ一日中移動だったので子供たちは
とても辛かったと思います。
私もお陰でしばらく筋肉痛になってしまいました。
無理くり乗り切った、そんな移動でした。
次回の一時帰国が恐怖でなりません。
小さいお子さん連れで国際線に乗る皆様、
お互い頑張りましょう…。
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ホーチミンでお食い初め
日本にいるときにとっくに
100日は過ぎていたのですが、
どうしても家族4人でお祝いしたくて
ちょっと遅れたけど、
ホーチミンで娘のお食い初めをしました。
お食い初めとは、
子供が食べることに一生困らないことを願って
赤ちゃんに食べさせる真似をする儀式。
メニューは一汁三菜が基本で、
尾頭付きの鯛、汁物、煮物、香の物、赤飯。
それから歯が丈夫に生えることを願って
歯固めの小石と、
しわしわになるまで長生きするように
梅干しを添えることもあるそう。
それで、こんな感じの食卓になりました。
訳あって
お赤飯がぺたんぺたんな感じですが、
その他は以外とちゃんと出来た気がするのですが
どうでしょうか?!
そう感じているのは私だけでしょうか。
さて。
一番問題だったのは尾頭付きの鯛です。
市場に行けば売っているのでしょうが、
私には市場で鯛を丸ごと買う勇気はなく。
2区アンフーにある、メガマーケットで購入しました。
鯛は生簀で元気に泳いでいて…
鮮魚担当の方に指さしで、これこれ!と依頼。
網ですくってもらって、目の前で淡々と処理されていきました。
内臓も取られ、うろこを取られ、
しっぽやひれもそぎ落とされ
(途端に見た目がベトナムっぽい鯛になる)
そして「カットする?」と聞かれたので
「ノー」と答えました。
1匹200円ちょっと。
息子のお食い初めの時は
デパートで焼いてもらって5000円だったんだけどなぁ。
家に持ち帰って、
うろこを再度綺麗に洗い流し、
内臓をとったお腹の中を洗い流し、
塩を振ってオーブンで焼きました。
鯛の上にある飾りは、
日本の100均で買ったご祝儀袋のもの。
鯛は生臭かったらどうしようとか、
味を正直全然期待していなかったのですが
ふっくらと焼けてとても美味しかったです。
余りの美味しさに感激して、
お食い初め以外でもまた機会があったら
買いに行きたい!と思えるほどでした。
汁物は蛤のお吸い物。
ベトナムでは蛤はメジャーな食べ物。
蛤のレモングラス蒸しも美味しいですね。
こちらもメガマーケットで購入。
5個で90円しないくらい。
砂抜き、塩抜きをして
昆布でだしを取った汁物に、
花麩を添えました。
昆布、花麩は日本から調達。
煮物はれんこん、鶏もも肉、人参、
さやいんげんが良かったけど代わりにいんげん。
れんこんはスライスされてパック詰めになって
メガマーケットや、
レタントンのファミリーマートなど
割とメジャーな場所で
買うことができます。
香の物は人参と大根のなます。
どちらも現在はベトナムでは
簡単に購入できます。
赤飯は材料の調達が大変だと思い、
日本で予めレトルトパックを調達…笑
お皿の上でぺたんぺたんなのはそのせいです。
その他、
かまぼこはレタントンのAKURUHI SHOPで調達、
(1本250円。紅白2色買ったので500円。鯛より高い)
梅干しもAKURUHI SHOP、
歯固めの石は日本でお宮参りをした神社で拝借。
こんな感じで無事にお食い初め終わりました。
ホーチミンでお食い初めをする方が
どれくらいいるのか分からないのですが、
なにかのご参考になれば幸いです。
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