配偶者の海外赴任に伴う私の退職&失業保険の受給延長
主人のベトナム赴任にあたり、私(妻)が会社を辞めるときの手続きについてです。
2016/12/25時点で、
①私(妻)が正社員で1年以上勤務しており、
②主人の扶養に入り、(社保)
③海外赴任に帯同する
の手続きについて記載しています。
なお、配偶者の海外赴任に帯同する場合は失業保険の受給延長が可能です。
※個々のケースがあると思いますので、
実際手続きされる方は各会社や管轄のハローワークで
確認されたほうがよろしいかと思います。
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1.私(妻)の退職について
(1)事前準備
退職後に書類が送られてくるので、住所を実家など受け取れるところに変更しておく
(2)退職日について
主人の扶養に入る前日を退職日にする。
私の会社の場合は、「退職日はいつにしますか?」と聞いてくれました。
(3)失業保険受給に必要な手続き
離職票を入手する。
私の会社の場合、退職日3週間後に日本の住所へ送られてくるようです。
なので退職日は出国日ぎりぎりにしないほうがよさそうです。
(4)その他退職に伴い発生する事項
・会社の福利厚生は権利を喪失する
(クレジットカード/共済/財形貯蓄/持株会など)
・退職後5か月以内に確定拠出年金の移換手続きが必要
⇒2017年1月より開始する個人型確定拠出年金(個人型DC,iDECO)
への移換が必要になります。
これについては後日改めて記載したいと思います。
・住民税が個人納付になるので、出発までに納付する
⇒これを忘れると未納扱いになり、
財産差し押さえなど面倒なことになります。
2.主人の扶養に入る手続きについて
(1)扶養に入る日にちについて
1の(2)で記載した通り、私(妻)の退職日の翌日になります。
(2)主人の会社へ送る書類
※会社や保険組合によって違うと思います。私の場合の一例です※
雇用保険の受給延長をする方の場合、必要な書類は、
・健康保険被扶養者(異動)届
… 保健組合向けの書類。主人の会社から送られてきました
・確認書
… 扶養に入れてくださいとお願いするような内容の書類。
主人の会社から送られてきました
・離職票2または雇用保険受給資格者証のコピー
… 離職票2は私(妻)の会社から発行されます。
雇用保険受給資格者証は元々私(妻)の会社から発行されており、
持っていました。
・国民年金第3号被保険者資格取得届
… 国民年金第3号に入るための書類。主人の会社から送られてきました
3.雇用保険の受給延長申請について
(1)雇用保険の受給延長とは?
本来であれば雇用保険は離職の翌日から最長1年間受給することができる。
妊娠出産、病気など(ほかにもあります)の事項ですぐに働けない人で、
働けない状況が離職して30日以上続くときはその日数分だけ受給期間が延長できる。
延長できる期間は、最長3年まで。
本来の受給期間の1年を含めると合計4年までになる。
上記の制度があり、配偶者の海外転勤も事由として認められるのだそうです。
(2)海外赴任中、配偶者の扶養に入っていても受給延長できるのか?
私のような素人は初めて知ったのですが…
社会保険(健康保険と年金)と労働保険(雇用保険と労災)は別物で、
延長申請をしている期間中は社会保険の扶養に入っていても問題ないそうです。
帰国して受給開始するときに国保&国民年金に加入する手続きをする必要があるそうです。
(3)手続き
働けない状況が離職した日から30日以上続いて初めて受給延長の資格を得るので、
海外に引っ越して30日以上たった日に郵送で
・受給期間延長申請書
・離職票2の原本
・運転免許証/住民票/国民健康保険証/住民基本台帳カードのうちどれか一つ
※海外転勤だと、住民票って大丈夫なんでしょうか^^;
・配偶者の転勤辞令等の写し
・パスポート(出国したことがわかる部分)
・返信用封筒
をハローワークに送る必要があるそうです。
海外に引っ越してばたばたしている時に、
現地から郵便を出せるのか不安でなりません^^;
ハローワークによっては出国前に手続きさせてくれる所もあると
インターネットに記載されているのを拝見したことがあるので、
手続きの前に一度ハローワークに足を運んで
直接問い合わせされることをお勧めいたします。
以上です。
タイミングや書類などの観点からこの3点の流れがつながっているので、
セットで準備することをお勧めいたします。
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「引っ越し先はベトナムなの」と人に言った時のリアクションについて
2月の渡越に向けていよいよ引っ越しの手続きも本格化し、
荷物の買い出し、主人の会社への稟議通し、
私の手続き云々…と地味にばたばたしています。
最近知り合いにも会うたびに引っ越しの件を報告しています。
「引っ越し先はベトナムなの」と言うと
お決まりのようにとっても驚いてもらえるので楽しいのですが(笑)、
そのあとのリアクションは大きく2つに分かれます。
「海外転勤うらやましいなー、すごいなー」と、「それは大変だね…」です^^;
まず、うらやましい派の方。
■ベトナム、旅行で行ったことあるよ!楽しかった!
⇒おお(°°)私なんかより一歩リードしてるなー(私はこれまでベトナムに行ったことなかったので…)
■海外だとメイドさんがつくんでしょ?セレブー!
⇒はい、そうです!
■食べ物おいしいもの多いよね
⇒はい、そうです!
■治安もそんなに悪いわけではないし、日本人も多いよね
⇒ご時世柄、皆さんの周りにも海外赴任しているお知り合いがちらほらいるようです。
そういう人はベトナムに対して悪いイメージを持っていない方も多いのかもしれません。
■海外赴任、かっこいい…!
⇒イメージ先行派の方に多いリアクションですね。
■仕事辞める理由が欲しいから、私の旦那もいっそ海外赴任にでもなってくれないかな
⇒海外赴任なんてそんなお気楽なものじゃないよ~と当事者としては思いつつも半分くらい同意。
私も前の部署にいるときだったらそう思っていたかもな…
辞める理由がないから働き続けている女性って結構いると思います^^;
そして、やんわり否定派の方。
■早く帰ってこれるといいね…
⇒せっかくの海外生活、行くと決めたんだからとことん楽しみますよ~!
■英語圏じゃないんだねー…
⇒新興国のビジネスだからこそ、面白い!
■子ども、心配じゃない?(主にママ友さんから)
⇒なんとかさせます!^^;アセアセ
もし私が友人に急にベトナム転勤を告げられたら、
もしかしたら否定気味だったかもしれません。
ベトナムについては自分の中であまりインフォメーションがなかったので…。
今回転勤が決まっていろいろなことを調べてみて、
思ったより悪くないな、良さそうだなと感じた点が多かった気がします。
人の価値観って面白いなとつくづく思う今日この頃でした。
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船便荷物の下見
2月の私たち家族のホーチミン引っ越しにあたり、
日通に船便の荷物を下見してもらいました。
下見の目的は荷物の全体量の確認とのこと。
1つ1つを見るのではなく、荷物を運ぶトラックや
集荷当日のスタッフの人数アサインなどの参考にするためだそうです。
併せて持ち込み制限のある品目なども確認がありました。
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下記は2016年12月16日時点でのベトナムへの持ち込み制限のある品です。
■暴力的な表現の含まれる書籍、記録媒体
■反体制的文化芸術作品、人格形成に害を及ぼす書籍、玩具類
■カラーコピー機、カラーレーザープリンター、Fax、オフセットプリンター
(家庭用のインクジェットプリンタは課税にて輸入可能)
■骨董品
下記は数量制限のあるもの
■携帯電話:出入国カード1枚につき1台まで
■タバコ:200本まで、葉巻(100本まで)
■アルコール:下記a~cのいずれか
a.22度以上…1.5リットルまで
b.22度未満…2.0リットルまで
c.ビール …3.0リットルまで
■お茶:5キロまで、コーヒーは3.0キロまで
■お米…1便に20~30キロ程度
■医薬品…救急箱程度
■化粧品…個人が消費する量(Sカートン1箱まで、かつ1品目2個まで)
※シャンプー、洗顔料、シェービングクリームなども化粧品に含まれる。
■おむつ…個人が消費する量
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気になっていたのは化粧品なのですが、
「2個」までとあるのですが
どんなに大きなパックでも1個なら1個としてカウントされるそうです。
なので業務用でもなんでもOKなのだとか…。
そんな私も諸々、コストコで業務用を用意しておきました。
けど、きっとせっかく買ったのに持っていけないモノが
出てきそうな気がします…^^;
一時帰国の際に、せっせと持っていきますかね。。
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アジア300、財閥系企業が4割 同族経営の光と影(上)
アジア300、財閥系企業が4割 同族経営の光と影(上)
(2016/12/2 日本経済新聞)
私がここに書きたい趣旨は
アジアの主要33財閥が載っていたのですが、
ベトナムは1つも載っていませんでしたという点です。
それだけです~^^;
韓国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、インドなど…
近隣諸国にはあるのにベトナムは載ってないんですね。
ネットで少し見てみたら、国有企業が多かったので
そこまで強力な財閥がないようなことが書いてありました。
ベトナムの財閥で検索してみたところ出てきたのはBRGグループという財閥で、
ゴルフ場やリゾートの経営をしている会社のようですね。
以前サムスンのギャラクシー7の発火問題があったときに
ベトナムの工場での生産が一時中止になり、
計11万人の従業員に影響したという記事もあったと記憶していますし、
ベトナムは私が想像する以上に
海外企業の力も大きく借りて発展している最中なんだなーと思わせる記事でした。
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Cholimexデビュー
先日ホーチミンへ行った際に、
母へのお土産の一つとして買ったCholimexのレモン塩。
今実家に住んでいるので、私が使ってみました(←お土産の意味。。)
ネットで検索すると「レモン塩」という言葉が一番ふさわしいのかもしれないですが、
レモンではなく実はライムが使われており、
塩だけでなく胡椒も入っています。
ラベルには「Pepper and Salt with Lemon」と表記されています。
観光客におなじみのラッキープラザの上のスーパーで購入。
ネットでもおすすめばらまきみやげとしてよく紹介されているようです。
価格も30円程度だったと思います。
主人いわく調味料関係で一番メジャーなメーカーがCholimexだそうで、
こちらを購入しました。
今回は副菜として冷蔵庫にあった野菜を使って、野菜炒めにしました。
料理と呼べるレベルでもないですが、油で炒めて最後にレモン塩をかけただけです。
美味しくできました~。
気を付けるのは
・どばっと出てくるので、注意
・味がとても強いので少量で十分
といったところです。
ホーチミンに住んだらせっかくなので
色々と現地の食料や調味料を活用してみたいのですが、
子どもがいるので化学調味料が入ったものは
あまり使いたくないというのが本音です。
こちらも色々入ってしまっているようなので、大人用かなーと思っています。
■Lucky Plaza
69 Dong Khoi, District 1
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